赤芋を100%使用した華やかな芋焼酎です。
一般的な芋焼酎はお米の麹を使用しますが、全量焼酎は芋をダイス状にカットしたものに麹菌を生やした芋麹を使用します。
赤芋と、赤芋の芋麹を使用したもろみは赤紫でとても色鮮やか!!!
赤芋だけの、赤芋本来の優しくて甘味を含んだ華やかな香り、味わいになります。
1930年ごろ、戦時中の米不足により、芋麹焼酎に変わっていきました。
終戦後も米不足がつづいたため、切り干しさつまいもでつくられたことがあります。
官能的には、米麹の芋焼酎に比べ、甘い香りのモノテルペンアルコール含有量が多いため、上品で香り高く、繊細かつ厚みのある風味です。
もちろん、この頃使われていたのは、白系のさつまいも。
赤芋全量焼酎の出現は、ここ数年間のこと。